マインドマップのルール
- 作者: トニー・ブザン,バリー・ブザン,神田昌典
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2005/11/03
- メディア: 単行本
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久しぶりに『ザ・マインドマップ』を読み返したら、ルールについて結構忘れている点があったので、メモする。
1.強調
記憶、創造性を高めるために行う。
イメージや文字の大きさの変化、色を使う、五感を刺激する描き方など。
・中心イメージを描く(三色以上で)
・全体的に、イメージや色を使う
・感覚を使う(リズム、反復、五感への刺激など)
・文字の立体化や、大きさの変化をつける
・スペースを整理して使う
2.連想
これもまた、記憶と創造性を高めるために行う。
中心イメージとBOI(基本アイディア)をしっかり確立する、ブランチ同士のつながりを表現するなど。
・矢印でブランチを連結
・色や記号を使う
ブランチを色分けしたり、マップ上で離れたところにある箇所を、記号で結びつけたりすると、分かりやすい。
3.分かりやすく
分かりやすく描くためのルール類。
・一本の線にひとつのキーワード、ひとつの単語
・文字はきれいに、紙に水平に描く
・キーワードは線上に記入
・単語と線の長さを同じにする
・線は中心イメージから延びる大きなブランチや、他のブランチから伸ばす
→線は矢印や曲線、円、楕円などに変形してもいいらしい
・中央ラインを太くする(重要なアイディアだという信号)
・境界線でブランチの輪郭を「囲む」こともできる
・イメージをわかりやすく
・紙は横長のほうがいい
4.配置のルール
・階層を使う(BOI 基本アイディアを基本として階層をつくり、分類をすることで、脳の能力が高まる)
・序列を使う(ブランチに番号や時間を振ったり、強調の記号などを書き入れる。序列を決めると思考が自然に論理的になる)
!!これは間違い!!
× とても→みじめな→午後
○ 午後→みじめな→とても
前者のように、左から右にブランチを伸ばすと、その午後はみじめなことばっかりだったとはかぎらないのに、午後のイメージが固定されてしまう。前のブランチの内容を、くつがえすことができない。
○ 午後→みじめな→とても
→一瞬だけ
→おかしな→
→しあわせな→
後者なら、「みじめな」についても、「午後」についても、別の要素をルールに従って書き加えることができるはず。
特に、「ひとつの単語で」「午後→みじめな→とても」などは、以前読んだのにすっかり忘れていたのでハッ!!と。本の内容をメモしたかったりすると、厳しいときもあるけど…。がんばろう。