マインドマップのルール

ザ・マインドマップ

ザ・マインドマップ

久しぶりに『ザ・マインドマップ』を読み返したら、ルールについて結構忘れている点があったので、メモする。

1.強調
 記憶、創造性を高めるために行う。
 イメージや文字の大きさの変化、色を使う、五感を刺激する描き方など。
 
 ・中心イメージを描く(三色以上で)
 ・全体的に、イメージや色を使う
 ・感覚を使う(リズム、反復、五感への刺激など)
 ・文字の立体化や、大きさの変化をつける
 ・スペースを整理して使う

2.連想
 これもまた、記憶と創造性を高めるために行う。
 中心イメージとBOI(基本アイディア)をしっかり確立する、ブランチ同士のつながりを表現するなど。

 ・矢印でブランチを連結
 ・色や記号を使う
  ブランチを色分けしたり、マップ上で離れたところにある箇所を、記号で結びつけたりすると、分かりやすい。

3.分かりやすく
 分かりやすく描くためのルール類。
 ・一本の線にひとつのキーワード、ひとつの単語
 ・文字はきれいに、紙に水平に描く
 ・キーワードは線上に記入
 ・単語と線の長さを同じにする
 ・線は中心イメージから延びる大きなブランチや、他のブランチから伸ばす
  →線は矢印や曲線、円、楕円などに変形してもいいらしい
 ・中央ラインを太くする(重要なアイディアだという信号)
 ・境界線でブランチの輪郭を「囲む」こともできる
 ・イメージをわかりやすく
 ・紙は横長のほうがいい

4.配置のルール
 ・階層を使う(BOI 基本アイディアを基本として階層をつくり、分類をすることで、脳の能力が高まる)
 ・序列を使う(ブランチに番号や時間を振ったり、強調の記号などを書き入れる。序列を決めると思考が自然に論理的になる)

!!これは間違い!!

× とても→みじめな→午後
○ 午後→みじめな→とても

前者のように、左から右にブランチを伸ばすと、その午後はみじめなことばっかりだったとはかぎらないのに、午後のイメージが固定されてしまう。前のブランチの内容を、くつがえすことができない。
○ 午後→みじめな→とても
         →一瞬だけ
    →おかしな→
    →しあわせな→
後者なら、「みじめな」についても、「午後」についても、別の要素をルールに従って書き加えることができるはず。

特に、「ひとつの単語で」「午後→みじめな→とても」などは、以前読んだのにすっかり忘れていたのでハッ!!と。本の内容をメモしたかったりすると、厳しいときもあるけど…。がんばろう。